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過去最高売上高を更新。「すごい会議」をきっかけにもたらされた新しい風とは。

#すごい会議 導入事例 #9:シー・ティ・マシン㍿ Interviewee:代表取締役 中西 淳二 インタビュー日:2021年2月5日



会社名   シー・ティ・マシン株式会社
代表者   中西 淳二
設立    1976年5月
従業員数  26名
資本金  2,400万円
事業内容​  ・チェーン式, 開扉式, バー式等 各種自動開閉ゲート
      ・ボラード(オート, セミオート, 固定)等の設計、製造販売
      ・既設ゲートの自動化
      ・セキュリティ商材の企画開発、製造及び販売


不法侵入車両などを防ぐチェーン式自動ゲートのパイオニア シー・ティ・マシンに起きた改革。


- 御社の事業内容を教えてください。

私たちが手掛けるのは、駐車場や建物の出入り口に設置される「チェーン式自動ゲート」や「テロ対策含む高セキュリティ商材」。ニッチな業界ですが、数々の重要施設にも導入されているほか、最近では非接触で開閉できることも需要拡大の理由の1つになっており、パイオニア的存在の企業だと自負しています。



- 「すごい会議」導入のきっかけは何だったのでしょうか?

我々は、創業96年の中西金属工業(株)のグループ会社であり、すでに親会社で「すごい会議」を導入し、投資対効果5倍をの実績が出ていたことがきっかけです。それにより、シー・ティ・マシン でも同様に「すごい会議」を取り入れ、売上目標を向上させるというミッションを課され、導入を決めました。



- ...ということは、売上が伸び悩んでいたということですか?

いえ、売上は年々上がっていました。

ただ過去の延長線上の成長でしかなかったこと。

売上に直結する課題として “人材の定着率” があったこと。

それらの課題を解決し、親会社同様に飛躍的な成長をしたいという期待を込めて、導入することになりました。



- 初めて「すごい会議」の話を聞いたとき、中西社長はどう思われましたか?

事前に「すごい会議」に費やす時間的工数を聞いており、正直「大変そうやなぁ」と感じていました。というのも、我々は少人数の企業であり、その中の主要メンバー5~6名の時間を会議に費やすことになり、その分、業務に影響が出ると思ったためです。

また正直なところ、「すごい会議」の意味や意義も理解できましたが、導入後、本当に社員が変わるんだろうか?という疑問はありました。



- 不安や疑問があったのですね。

初めて体感してみた DAY1 以後、その気持ちに変化はありましたか?

はい。まず「すごい会議」独自のお作法でコミュニケーションや情報の共有がシンプルになり、会議がポンポン進むようになりました。結果として、時間を有効活用できるようになったと思います。普段、我々が行っていた会議は長く話すことが多かったので、「すごい会議」の仕組みで効率を追求でき “良い” と感じるようになりました。



- この度「すごい会議」を通じて掲げた “戦略的フォーカス” =通年目標を教えてください。

売上目標は「すごい会議」導入前に我々が独自に掲げていた目標の30%アップ。

定性的な目標としては、「中西金属工業グループの中でも中核企業になること」を掲げました。



- その戦略的フォーカスは御社にとって、どれほどチャレンジングな目標だったのでしょうか?

導入前に独自に掲げた目標自体も、過去に達成したことのない売上目標だったんです。

それを考えると、戦略的フォーカスはかなりチャレンジングな目標でした。



- そのチャレンジングな目標に対し、「すごい会議」はどんな成果をもたらしましたか?

長年に渡り掲げていた売上目標を達成。

つまり、過去の延長線上にない過去最高益を達成することができました。



- 過去一の売上・経常利益の成果を残せた理由は何だと思いますか?

「すごい会議」を月1で定期的に実施し、それによりみんなの動きが良くなったことだと思います。 そして、会議中に率直に物事を言えるようになったことですね。



- 裏を返せば、今までは率直に物事を言い合えていなかったと言うことでしょうか?

そうですね。「すごい会議」導入前は、会議の場があるにせよ、そこで出てくる発言が不平不満に近いものでした。 それが、「すごい会議」により建設的かつ率直に話せるようになったんです。結果として、導入前に不安だった時間的なコストも回収できています。建設的に事実データや解決策を出し、それに対して動いていける仕組みがあるからこそ、「すごい会議」を導入してよかったと思います。


- また、人材定着率が課題とのことでしたが、その点は改善されましたでしょうか?

1月から本格的に「組織改革」を開始し、業務内容の明確化・人事異動によりトップ層を変えたことにより、最終的な数値目標にさらにインパクトを残せるような施策を推し進めていきます。



- 「組織改革」による今後の成果が楽しみですね。

それでは最後の質問なのですが、「すごい会議」はどのような企業に効果的だと思いますか?

旧態依然の会社ですね。

「すごい会議」では、ある程度の強制力を持って改革を進められるので、老舗で年功序列、平均年齢も高い、けれども変わりたい、成果を出したいという会社に向いているんじゃないですかね。

”何事もきっかけ作り” です。そのきっかけとなってくれるのが「すごい会議」であり、コーチの須田さんだと思います。



"すごい会議" 参加者による座談会

中西 淳二/代表取締役社長

風井 邦雄/営業部 課長

宮川 健一/技術部 課長

宮崎 茂樹/営業部 係長

遠藤 拓己/技術部


- 「すごい会議」によりもたらされた変化を教えてください。

宮崎さん:

1週間単位で新規・既存の訪問件数、売上、粗利を各自に書いてもらうようになり、全員の “数字に対する意識” が変わってきたのを感じています。それにより、個人差はあるにせよ、営業メンバーそれぞれ営業成績が向上してきています。


風井さん:

私はチームで営業目標を追う意識が高まってきたと感じています。

宮崎さん:

数値目標を追う中で、コミュニケーションも変わってきましたよね。



風井さん:

そうですね、だらだらと喋らないように気をつけるようになりました。

言いたいことをまとめるようになり、コミュニケーションも円滑になったと思います。


宮崎さん:

ちなみに私は「すごい会議」のコミュニケーション方法を営業でも生かしております。

いままでの私は、”話が長い” と怒られることがあったんですが、お作法に倣って、理由を伝える時には「なぜならば〜」だったり、回答が「YES か NO なのか?」を先に伝えたり。



- なるほど、営業部である風井さん、宮崎さんは “数字に対する意識の変化” と “コミュニケーションの変化” を感じているんですね。技術部のおふたりはいかがでしょうか?

遠藤さん:

私の場合、「すごい会議」を通じて開発件数を目標にするようになりました。

「すごい会議」導入前には、特に目標件数がなかったんです。



宮川さん:

私は戦略的フォーカス達成のために、原価低減を行っています。戦略的フォーカス達成に向けて、「それは本当に必要か?」「もっとコストを下げられないのか?」をより一層意識するようになりました。


風井さん:

宮川さんがやってくれている原価低減は、実はまだ具体的な成果が出ていないのが正直なところですが、長期的に追う数値であり、今後の利益アップに絶対に必要な役割ですよね。



- そう言えば、「すごい会議」の中で出てきた1つの施策として Youtube を始められたとか。

御社のイメージにはなかったので驚きました。

風井さん:

そうなんです、Youtube チャンネル開設は、私が主担当として進める HP のユニークユーザーを増やす施策として、須田さんからご提案いただいて取り組んだ施策です。須田さんからは映像会社もご紹介いただき、スムーズに進めることができました。

社長:

我々の提供する “不法侵入車両などを防ぐチェーン式自動ゲート” などのサービスは、いきなり我々がセールスに飛び込んでも成約が難しいんですよね。だからこそ、まずは HP の問い合わせを増やすために、ユニークユーザーを増やす施策がとても大切なんです。



風井さん:

Youtube 以外にも各種 SNS を連携して HP に誘導する施策を取るようになり、1日の問い合わせ数が劇的に伸びました。いままで1日1件も問い合わせがこないことも少なくありませんでしたが、施策後、問い合わせがない日はありません!

採用においても、候補者から「あの動画、よかったです!」と評価してもらえて、「すごい会議」を通じて新しい変化が起きていることを肌で感じています。



- 須田もアイデアを出したり、効果的なアクションを起こしてくれるんですね。

風井さん:

はい、須田さんは「すごい会議」中はもちろんですが、会議関係あるなしに関わらず、我々のことを気にかけて動いてくれますし、人脈も広く、必要に応じて効果的な企業や人を繋いでくれます。そんなところも須田さんの頼れるところです。


- 最後に、どのような会社に「すごい会議」が向いていると思いますか?

宮崎さん:

惰性に流されている会社、マンネリ化している会社、活気がない会社ですね。


宮川さん:

営業会社の方が向いているのかなと思います。

僕のように技術部門は追いかけるべき数値を出しづらいこともあるんですよね。


遠藤さん:

僕も同じで勢いを持って販路を広げていきたい営業主体の会社の方が向いていると思います。

技術部門が勢いだけで商品を作ってしまって失敗することもあるため。


風井さん:

業種で言うと営業会社か工場で生産数やロスを追っていくなど、数字が目に見えるようなところが向いていると思います。


- 本日はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。


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